計測方法について
- StA²BLEでの立位年齢®測定は誰にでもできますか?
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立位年齢®測定は基本的には目と両足を閉じた状態で行います。そのため、目と両足を閉じた状態で自立できる方であれば測定可能です。また正確な立位年齢®は算出できませんが、開眼、開脚状態で自立できる方であれば測定することができます.
- どのように立位年齢®を測るのですか?
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測定前に、利き腕にリストバンド型のデバイスと人差し指に振動するセンサをとりつけます。そしてセンサをつけた方の手を軽く振りながら、目を閉じて静かに1分間立っている状態を測定します。
導入について
- StA²BLEの体験はできますか?
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導入前にご体験いただくことができます。詳細はお問い合わせください!
- StA²BLEにはどのようなプランがありますか?
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計測機器の販売、レンタル、計測会など様々なプランをご用意しております。詳細はお問い合わせください。
- StA²BLEの納期はどれくらいですか?
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ご利用プラン、在庫状況により異なります。詳細はお問い合わせください。
- どれくらいのスペースがあれば導入することはできますか?
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【Webカメラを使用する場合】Webカメラで全身を撮影するためには重心動揺計と1m~2m程度離す必要があるため、計測スペースとして2m×2m程度を確保できれば導入可能です。
【Webカメラを使用しない場合】計測スペースとして、1m×1m程度の重心動揺計を置くスペースを確保すれば導入可能です。 - StA²BLEによる導入実績は何施設くらいありますか?
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これまでに企業、福祉施設、地方自治体など104施設以上に導入が進んでいます.(2025年2月現在)
- StA²BLEによる測定の実績は何例くらいありますか?
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これまでにデイサービス施設や計測体験会などで計1,800名以上の計測を行っております。
- StA²BLEは医療機器ですか?
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あくまで転倒のリスクを数値化する装置であって、認可を受けた医療機器ではありません。治療や訓練の方針策定のための参考として利用可能です。
- どれくらいの頻度で測定するとよいですか?
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体操を継続して、2~3ヶ月ごとに経過観察することを推奨しています。
技術について
- 立位年齢®って何ですか?
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感覚刺激の変化に対する強さを年齢として表現したものです。これまでに加齢や転倒リスクが高いと、感覚刺激が変化した際に身体のふらつきが大きくなることがわかっています、立位年齢®は、このふらつきの変化やふらつきからの復帰能力を総合的に評価したものです。例えば、実年齢が40歳、立位年齢が55歳だった場合、転倒リスクが実年齢に比べて高い可能性があります。
- 「仮想壁」とはなんですか?
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指先に振動を与えると安定して立てることがわかっています。これは何かに触れた際の反力を再現したもので、“見えない壁”に触っている状態であるといえます。私たちはこの“見えない壁”を仮想壁とよんでいます。
- StA2BLEの指先の振動は何の意味がありますか?
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人差し指に振動を与えると姿勢が安定する仮想ライトタッチ現象があり、計測中に振動のON/OFF
を切り替えることでわざとふらつきを誘発しています。振動ON/OFFへの反応を解析することで感
覚能力を可視化しています。
- 立位年齢®の算出はどのようなメカニズムですか?
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システムでは、測定した1分間の身体の揺れからバランス能力や感覚の能力を評価する様々な指標を算出します。算出した指標から若年者の平均を基準として得点化し、1,400名を超えるデータベースに基づいて独自に開発した立位年齢®モデルを用いてから立位年齢®を推定しています。
- 立位姿勢保持支援システムにはどのような効果が確認されていますか?
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立位姿勢保持支援システムでは身体のふらつきを低減してより安定して立ってたり、歩いたりできることを確認しています.。
- 立位年齢®が実年齢より高くなるのはどのような要因が考えられますか?
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過去に転倒したことがあったり、ふらつきやつまづきといった症状を感じている人に立位年齢®が高いことを確認しています。そのため、立位年齢®が実年齢より高い場合には転倒リスクが高い可能性が考えられます。
- 立位年齢®が実年齢より低くなるのはどのような要因が考えられますか?
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特に日常的な運動習慣がある方は立位年齢®が低くなる傾向を確認しています。このため、日常的な運動などによって立位年齢®を若く保つことができる可能性があります。
- 立位年齢®の測定は体調などによって変化することはありますか?
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風邪などの体調不良がある場合、立位年齢®が高めにで算出される傾向があります。また、酒酔い状態にあると正確な測定ができません.。
- 立位年齢®の測定はなぜ眼を閉じて行うのですか?
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StA²BLEでは、指先に振動を与えて安定した状態から急に振動をなくすことでふらつきが生じる現象を応用して評価を行っています。この現象は特に目を閉じた状態で個人差が大きく生じるため,目を閉じた状態で測定を行っています。
StA²BLEレポートについて
- 総合判定(A~E)はどのように決まりますか?
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立位年齢、実年齢との差、身体能力、感覚能力を総合的に見て、A~Eの5段階で表示します。
例えば同じ立位年齢50歳でも、実年齢が30歳の人と50歳の人では、30歳の人の方が判定が悪くな
ります。 - 身体能力とは何を意味しますか?
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身体能力は身体の安定性と揺れの大きさを評価しています。
例えば、下半身の筋力が足りていない場合、足首などの関節や筋肉が硬直している場合は、体の揺
れが大きくなり、身体能力は低く出ます。 - 感覚能力とは何を意味しますか?
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目を閉じたときに、足裏や体の感覚だけでどれだけ安定して立てるかを見る能力です。
人は立っているときに目からの情報(視覚)、足裏や関節、体の位置の情報(体性感覚)などを
使って姿勢を保っています。StA2BLEでは目を閉じて測定することで、視覚に頼らずに体性感覚を使って安定して立てるかを確認しています。この体性感覚を使って姿勢を保つ能力を「感覚能力」として評価しています。 - 身体能力が低い場合のリスクは?
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つまづいたり、すべったりして体勢が悪くなったときに足が出ずに転んでしまう可能性が高くなり
ます。また、足が出ても踏ん張れずに転んだり、長時間立ち仕事での疲労で転ぶリスクも高くなります。 - 感覚能力が低い場合のリスクは?
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思ったより足が上がっていないことでつまづきやすくなります。
また、自分が倒れていることへの気づきが遅くなり、転倒リスクが高まります。 - 身体能力と感覚能力はどちらが重要ですか?
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両方重要です。
転倒は筋力と感覚の両方が関与します。どちらかが低い場合でもリスクが上がります。 - 偏差値は何を意味していますか?
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同年代・同性の中でバランス能力がどの位置にいるかを示す目安です。
元になるデータは横浜国大とUNTRACKEDの基準データを使用しています。 - どの判定から対策を考えるべきですか
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A・B → 現時点では大きな問題はない状態
C → 生活習慣や体操で改善を意識したい状態
D・E → 転倒災害予防のために対策を推奨したい状態
と考えることが多いです。
日々の体調で結果は多少変化するので、継続的に観察していくことが重要です。 - 運動していても結果が悪いのはなぜですか?
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運動内容にもよりますが、例えばウォーキングやランニングで下半身の筋力が発達していても、感
覚機能が悪ければ結果は悪く出ます。 - 若いのに結果が悪いのはなぜですか?
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若くても筋力がなく安定性がない場合や目を閉じている状態で他の感覚機能に頼れていない場合は
揺れが大きくなり結果が悪く出ます。その他にも体調や服薬状況によっても悪化する可能性があり
ます。 - 結果は体調で変わりますか?
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疲労、睡眠不足、飲酒・二日酔い、ケガ、服薬で結果は変わります。
- 転倒したことが無いのに結果が悪いのはなぜですか?
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まだ転倒事故として表れていないだけで、転倒リスクが高い傾向にあるということが言えます。
過去の実証では、過去1年以内に転倒したことがある人は平均して実年齢+12歳の立位年齢が出て
います。 - 転倒したことがあるのに結果が良いのはなぜですか?
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転倒の要因はヒトの要因だけでなく、環境要因もあります。環境要因を含むすべての転倒リスクが
高まった時に転倒が発生するため、StA2BLEの計測結果と1対1で対応するものではありません。
改善プログラムについて
- 立位年齢®を若返らせることはできますか?
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トレーニングや運動を継続的に行うことで立位年齢®が若返ることを確認しています。
- 訓練プログラムとは具体的にどのような事をしますか?
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立位機能検査で得た自身の転倒に対する“弱さ”に応じて立位機能を改善するための訓練プログラムを構築します。そして,評価から改善訓練までをサポートする新しい転倒予防法を提供します。「筋制御トレーニング」「身体認識トレーニング」「感覚柔軟化訓練」を三本柱に理学療法学的知見に基づく立位年齢®の若返り訓練を支援します。
- トレーニングで改善しますか?
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トレーニングで改善しますが、効果が出るのに一般的には週2回以上の頻度で2ヶ月以上の継続が必
要です。 - 表示されるトレーニング内容は、どのように選定されているか?
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身体能力、感覚能力、総合判定の結果からトレーニングを選定しています。
特に弱くなっている項目を中心に、その人に適した体操を提案しています。
その他
- 今後はどのような応用を考えていますか?
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立位年齢®測定に関しては,転倒リスクを評価するのみでなくトレーニングやリハビリテーションの効果を評価するインデックスとしての応用が考えられます。また立位姿勢保持支援システムにおいてはデバイスの小型化の実現によって、より日常的に姿勢を安定化させることがを実現できる可能性があります。
